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J-GLOBAL ID:201702288059744841   整理番号:17A0399420

固液2相系におけるジカチオンイミダゾリウムに基づくキラルなイオン液体を用いたラセミ体フェニルアラニンの高分解能【Powered by NICT】

High resolution of racemic phenylalanine with dication imidazolium-based chiral ionic liquids in a solid-liquid two-phase system
著者 (5件):
資料名:
巻: 1479  ページ: 48-54  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0278B  ISSN: 0021-9673  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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新規固液二相系は新しいジカチオンイミダゾリウムベースのキラルなイオン性液体を用いたラセミ体フェニルアラニンのキラル分離のために開発した。予備実験により,新規固液二相系によるアミノ酸抽出,イオン液体と銅イオンと相互作用し協同よりL-鏡像異性体アミノ酸の異なるエナンチオ選択性を示した固相であった。,イオン液体のカチオン,酢酸銅の量,n(ILs)/n(Cu)の比,水の量とラセミ体フェニルアラニンのアルキル鎖長,分解能温度と共に分解能時間を含む種々の因子が,分割効率に及ぼすそれらの影響を系統的に調べた。結果は,特定の条件下で,鏡像体過剰率と液相(主にD-エナンチオマを含む)におけるフェニルアラニンの収率は67.8%と96.5%であった,鏡像体過剰率と固相(主にL-エナンチオマを含む)におけるフェニルアラニンの収率は99.2%と85.2%であったことを示した。最後に,2D NMR技術,赤外分光法と分子シミュレーション法は相互作用機構を研究するために用いた。結果はフェニルアラニンのL-エナンチオマはカイラルILsとCu~2+とより強く相互作用することを示した。新しいシステムはラセミフェニルアラニンの遊離有機溶媒,簡単な操作,迅速分離プロセスと非常に高い分割効率の特性を持っている。本研究では,他のキラル分離のための新しい代替分解能アプローチを提供することができた。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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クロマトグラフィー,電気泳動 
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