文献

J-GLOBAL ID：201702288253073734   整理番号：17A0704753

Sphingomonassp.GY2Bの細胞表面特性とフェナントレンの生物分解に対するラムノリピドの影響【Powered by NICT】

Effects of rhamnolipids on the cell surface characteristics of Sphingomonas sp. GY2B and the biodegradation of phenanthrene

著者 (10件)： Lin Weijia (School of Environment and Energy, South China University of Technology, Guangzhou 510006, PR China. [e-mail]) ,  Liu Shasha ,  Tong Le ,  Zhang Yumei ,  Yang Jing ,  Liu Weiting ,  Guo Chuling ,  Xie Yingying ,  Lu Guining ,  Dang Zhi
資料名： RSC Advances (Web)  (RSC Advances (Web))
巻： 7  号： 39  ページ： 24321-24330  発行年： 2017年 
JST資料番号： U7055A  ISSN： 2046-2069  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 数バイオサーファクタントのが汚染された環境のバイオレメディエーションに適用されてきた;が,バイオレメディエーションに及ぼすそれらの影響は議論の余地がある。本研究では,生物分解能力に及ぼすバイオサーファクタントと細菌細胞とバイオサーファクタントの相互作用の影響に焦点を当てた。典型的なフェナントレン分解Sphingomonassp.GY2Bに広く使用されているバイオ界面活性剤ラムノリピドの影響を調べた。フェナントレンの除去率は減少したラムノリピドは1より高い臨界ミセル濃度(CMC)に加えた時,ことが観察された;が,ラムノリピドは1より低いCMCを添加した場合,除去率の差は24時間処理後には観察されなかった。これはラムノリピドのより高い濃度(1以上のCMC)は界面活性剤ミセルへのPAHsの隔離を引き起こすという事実に起因すると考えられる。この現象はさらにFTIR分析の結果により確認した。SEM画像とゼータ電位試験は,ラムノリピドの添加は細胞表面疎水性(CSH)を減少させ,フィラメント状材料の量を減少させたことを証明した。細胞の不飽和脂肪酸(飽和/不飽和)に対する飽和脂肪酸の比はラムノ脂質の非存在下での38.50から26.10への減少傾向を示した。しかし,ラムノリピドの1CMC(24hと48hでそれぞれ35.34と33.77)で観察され,ラムノリピドはフェナントレンの膜流動性と膜貫通輸送を増大させないことを示した著明な差。全体として,そのCMC以上の濃度のラムノリピドの添加はフェナントレンの生物分解における遅滞期を引き起こす可能性がある。従って,PAHsの生物分解を含む改質改善の適用を強化するバイオサーファクタントの最適用量を決定する必要がある。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： ζ電位 ,  相互作用 ,  *表面性状 ,  ミセル ,  バイオサーファクタント ,  脂質 ,  芳香族縮合炭化水素 ,  バイオレメディエーション ,  臨界ミセル濃度 ,  *生物分解 ,  不飽和脂肪酸
準シソーラス用語： 膜流動性 ,  除去率 ,  *ラムノリピド , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： その他の汚染原因物質  (SB05040W)

物質索引 (1件)： フェナントレン

タイトルに関連する用語 (5件)： 細胞 ,  表面特性 ,  フェナントレン ,  生物分解 ,  ラムノリピド