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J-GLOBAL ID:201702288805674987   整理番号:17A0302206

イネのブラシノステロイドシグナル伝達の新規成分としての低分子量G蛋白質【Powered by NICT】

A Small G Protein as a Novel Component of the Rice Brassinosteroid Signal Transduction
著者 (6件):
資料名:
巻:号:ページ: 1260-1271  発行年: 2016年 
JST資料番号: C2651A  ISSN: 1674-2052  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
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ブラシノステロイド(BRs)は植物の成長および発生に必須であることをステロイドホルモンの一種である。双子葉モデル植物ArabidopsisにおけるBRシグナル伝達経路は十分に確立されているが,イネのBRシグナル伝達段階を結ぶ成分は完全には研究されていない。例えば,BRシグナル伝達は,米,特にBR受容体レベルで微調整されるかはほとんど知られていない。ここで著者らは,イネ低分子量G蛋白質,OsPRA2はBRシグナル伝達経路における抑制的役割を果たすことを示した。層傾斜,子葉鞘伸長および根阻害アッセイはOsPRA2発現の抑制されたイネ植物は野生型植物より外因的に適用したブラシノリドに対してより敏感であることを示した。逆に,イネOsPRA2を過剰発現した外因性ブラシノリドに対する感受性が低かった。更なる研究は,OsPRA2の脱リン酸化を阻害し,そしてそれは転写因子ブラシナゾール耐性1(OsBZRI)を不活性化することを明らかにした。より重要なことに,OsPRA2は共局在し,細胞膜でのイネBR受容体BRASSINOSTEROID INSENSITIVE1(OsBRl1)に直接結合することが分かった。さらに,in vitroアッセイはOsPRA2はその自己リン酸化を阻害することを示した。OsPRA2 OsBRl1相互作用はその共受容体OsBAK1からOsBRl1の解離をもたらし,OsBAK1のOsBRl1仲介りん酸化を消失させた。まとめると,これらの結果はOsBRl1とOsBZR1上の新しい負の調節因子としてOsPRA2の可能な作用機構を明らかにし,イネBRシグナル伝達の調節機構についての知識を拡張した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
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細胞生理一般  ,  植物ホルモン 
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