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J-GLOBAL ID:201702288886350362   整理番号:17A0401217

液体クロマトグラフィー-質量分析を用いた海洋水産養殖環境中の親油性海産物毒素のスクリーニング【Powered by NICT】

Screening of lipophilic marine toxins in marine aquaculture environment using liquid chromatography-mass spectrometry
著者 (12件):
資料名:
巻: 168  ページ: 32-40  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,飛行時間型質量分析(LC TOF/MS)の液体クロマトグラフィーを用いた海洋水産養殖地域からの海水中の複数の親油性海洋生物毒素(LMT),浮遊粒子状物質(SPM)および海底堆積物の発見を行うために正確な質量,本スクリーニング法を開発することを目的とした。法を検証し,種々のLMTのスクリーニングに対して信頼性があることが証明された。法は中国,膠州湾の海洋養殖地域から採取した海洋環境試料でのスクリーニングに適用した。オカダ酸(OA),ペクテノトキシン2(PTX2)などを検出し,暫定的に同定された。正検出の結果は,液体クロマトグラフィー-タンデム質量分析(LC MS/MS)により確認し,海水,SPMと海洋堆積物中のOAやPTX2の含量も定量した。OAの平均濃度は海水及び海洋堆積物中の0.78 3.34ng g~( 1)乾燥重量から2.71から14.06ngL 1~( 1)の範囲であった。PTX2の平均濃度は海水中で0.86~7.90ngL 1~( 1)の範囲にあり,1Lの海水試料から得られたSPMで1.56~10.67ngと海洋堆積物中の0.95から2.23ng/g~( 1) 1乾燥重量であった。以上の結果は,提案した方法が異なる海洋環境試料でのスクリーニングのための簡便で信頼性のあることを示唆した。添加では,典型的なLMTは中国,膠州湾の海洋養殖地域の種々の海洋環境媒体中に存在した。追跡研究は海洋水産養殖環境におけるこれらのLMTの環境中の挙動に関する現状の理解を改善することに焦点を当てるべきである。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
海洋汚濁  ,  その他の汚染原因物質 

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