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J-GLOBAL ID:201702289440826673   整理番号:17A0324467

MPLEx:マルチオミックスプロファイリングのための試料の同時病原体不活性化と抽出のための方法【Powered by NICT】

MPLEx: a method for simultaneous pathogen inactivation and extraction of samples for multi-omics profiling
著者 (28件):
資料名:
巻: 142  号:ページ: 442-448  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0392A  ISSN: 0003-2654  CODEN: ANALAO  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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感染因子の継続的出現と広がりは大きな関心事であり,感染症研究へのシステム生物学アプローチは,宿主-病原体関係の理解を前進させ,新しい治療法とワクチンの開発を容易にすることができる。適切な安全格納容器の外側感染試料の分子特性化は病原体不活性化後にのみ発生することができる。ここでは,その後の質量分析に基づくマルチオミックス測定のための蛋白質,代謝産物及び脂質の同時病原体不活性化と抽出を可能にすることにより,感染試料の分子キャラクタリゼーションを容易にする,クロロホルム/メタノールを用いた修正Folch抽出について述べた。単一サンプル代謝産物,蛋白質および脂質抽出(MPLEx)法は,露出した脂質膜と臨床的に重要な細菌およびウイルス病原体,純粋培養におけるペスト菌,ネズミチフス菌,およびCampylobacter jejuniを含む感染研究におけるペスト菌,Campylobacter jejuni及び西ナイル,MERS CoV,エボラ,インフルエンザH7N9ウイルスの完全不活性化をもたらした。さらに,溶媒曝露時間と共に増加し,99%以上の不活性化は,市中感染型メチシリン耐性黄色ブドウ球菌,クロストリジウム・ディフィシレ胞子と栄養細胞,ウイルスおよびアデノウイルス5型を含む脂質膜を伴わずに病原菌で観察された。不活性化とそれに続くプロテオミクス,メタボロミクスおよびリピドミクス分析の全体的なパイプラインは,野生型と変異体インフルエンザH7N9ウイルスに感染したヒト肺上皮細胞株を用いて評価し,それによってMPLExはその後のマルチオミックス解析に十分な品質の生体材料が得られることを実証した。これらの実験結果に基づいて,MPLExは露出した脂質膜と病原体の高い成功と1つの標本からの同時病原体不活性化とマルチオミックス測定を可能にすることにより,感染試料のシステム生物学研究を促進するであろうと信じている。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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微生物検査法  ,  生体物質一般 
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