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J-GLOBAL ID:201702290587329065   整理番号:17A0211386

兵士の休息の探求:San Andres de Arroyo(パレンシア,スペイン)の中世の墓地で社会的および職業的多様性を研究するための人類学的および化学考古学的アプローチの組み合わせ

The quest for the soldier’s rest: combining anthropological and archaeochemical approaches to study social and occupational diversity in the medieval graveyard of San Andres de Arroyo (Palencia, Spain)
著者 (6件):
資料名:
巻: 124  号:ページ: 169-184(J-STAGE)  発行年: 2016年 
JST資料番号: G0957A  ISSN: 0918-7960  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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San Andres de Arroyo修道院(1181年に設立)は,スペインのCastilla y Leon地域におけるシトー修道会建築の最高の例の一つである。本研究において,最近出土したこの修道院墓地の集団を研究するためにストロンチウム同位体比を用いた。13世紀と14世紀の埋葬地で発見された29人の個体(そのうちの13人は歯が保存されていた)を分析対象とした。マルチコレクタICP-MS装置により得られたエナメル質の87Sr/86Sr比を,地域および非地域個体を識別するために使用した。さらに,腱付着部の変化および他の古生物病理学的条件に基づく人類学的研究を発掘された全ての個体に対して実施した。この組み合わせたデータは,中世のスペイン修道院とその周辺の村の化学的および骨学的多様性を定義可能にした。農村社会の一般的なプロフィールの中で,その地域へ外部から移入したという強い指標を示す2人の個体は,軍事訓練および軍事活動に適した身体活動の証拠を示すことが判明した。本研究は,13世紀と14世紀にスペインの修道院が兵士のための最後の避難所として役立った最初の実験的指標と考えることができ,これは歴史的記録や過去の間接的証拠に適合する。(翻訳著者抄録)
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著者キーワード (5件):
分類 (2件):
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人類学  ,  個体群生態学 
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