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J-GLOBAL ID：201702290779050555   整理番号：17A0705682

天然水,オキシドレダクターゼ酵素により仲介される中のテトラブロモビスフェノールAの運命と変換【Powered by NICT】

The fate and transformation of tetrabromobisphenol A in natural waters, mediated by oxidoreductase enzymes

著者 (4件)： Feng Yiping (State Key Laboratory of Pollution Control and Resource Reuse, School of the Environment, Nanjing University, Nanjing, Jiangsu 210023, P. R. China. [e-mail] [e-mail]) ,  Lu Kun ,  Gao Shixiang ,  Mao Liang
資料名： Environmental Science: Processes & Impacts  (Environmental Science: Processes & Impacts)
巻： 19  号： 4  ページ： 596-604  発行年： 2017年 
JST資料番号： W1160A  ISSN： 2050-7887  CODEN： ESPICZ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,テトラブロモビスフェノールA(TBBPA)の運命と変換,天然水中の代表的な酸化還元酵素(ラッカーゼとワサビペルオキシダーゼ(HRP))により仲介されるを検討した。両酵素は天然水中の環境関連濃度(例えば,10nmol L~( 1))でTBBPAを分解することができた。2時間処理後,TBBPAの0.5 25%と35 65%はラッカーゼまたはHRP触媒反応による都市下水と天然表面水で分解した。酵素速度論評価はH RP(1.01 μM~ 1 s~ 1)のk_CAT/K_M比は,TBBPA分解にラッカーゼ(0.032 μM~ 1 s~ 1)のそれよりもはるかに高く,TBBPAへのHRPの触媒性能はラッカーゼのそれよりもより効率的であることを示唆した。酵素分解効率に及ぼすpHと有機物の影響を調べた。水中の有機物質は酵素的分解効率を阻害し,阻害の程度は水のUV_254値に比例した。生成物の同定は,低濃度(10nmol L~( 1))でのTBBPAの生成物分布は高濃度(10μmol/L~( 1))でのTBBPAのそれに類似することを示した。分解中間体は,より高い分子量の二次生成物を産生するためにさらに酵素反応を受けた。毒性評価は,TBBPA毒性は酸化還元酵素触媒反応により効果的に除去されたことを示した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 酵素的分解 ,  *天然水 ,  有機物 ,  中間体 ,  酵素反応速度論 ,  毒性 ,  セイヨウワサビペルオキシダーゼ ,  分子量 ,  触媒活性 ,  *酵素 ,  酸化還元反応 ,  生成物分布 ,  都市下水
準シソーラス用語： ラッカーゼ , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： その他の汚染原因物質  (SB05040W) ,  難燃剤  (YH05060Q)

物質索引 (1件)： テトラブロモビスフェノールA

タイトルに関連する用語 (5件)： 天然水 ,  オキシドレダクターゼ ,  酵素 ,  仲介 ,  テトラブロモビスフェノールA