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J-GLOBAL ID:201702290840986393   整理番号:17A0559661

NSAIDNas由来の手で粉砕されたナノスケールZnII系の配位高分子:ヒト乳癌細胞の細胞移動の阻害

Hand-Ground Nanoscale ZnII-Based Coordination Polymers Derived from NSAIDs: Cell Migration Inhibition of Human Breast Cancer Cells
著者 (4件):
資料名:
巻: 23  号: 24  ページ: 5736-5747  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0744A  ISSN: 0947-6539  CODEN: CEUJED  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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細胞内プロスタグランジンE2(PGE2)の増加したレベルは,しばしば腫瘍転移をもたらす無秩序な腫瘍細胞移動と関連している。非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)は炎症性のみならず腫瘍細胞における増加したPGE2濃度に応答してシクロオキシゲナーゼ(COX)酵素の阻害剤として知られている。本稿では,NSAID由来のZnII系の配位高分子がヒト乳癌細胞の細胞移動を阻害できることを示す。種々のNSAIDは,カルボキシレート-Zn配位を介して一連の1D ZnII配位高分子に固定され,これらの構造を単結晶X線回折によって完全に特性化した。乳棒と乳鉢で手で粉砕すると,生物学的研究に適したナノスケールの配位高分子の最初に報告された例が得られた。ナプロキセン(十分に研究されたNSAID)を含有する2つのそのような手で粉砕したナノスケールの配位高分子NCP1aおよびNCP2aは,蛍光顕微鏡を用いる事によるる細胞イメージングから明らかなように,ヒト乳癌細胞MDA-MB-231によってうまくインターナリゼーションされた。それらは,対応する母親の薬物ナプロキセンよりも効率的に癌細胞を死滅させることができた(MTTアッセイ)。最も重要なことに,それらは癌細胞の移動を有意に阻害し,抗癌活性を示した。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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第11族,第12族元素の錯体  ,  酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究  ,  腫ようの薬物療法 
物質索引 (7件):
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