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J-GLOBAL ID:201702290952593560   整理番号:17A0232838

N-アセチル-セリル-アスパルチル-リジル-プロリンの経口投与は治療規則を介して1型および2型糖尿病マウスの両方で腎疾患を改善する

Oral Administration of N-Acetyl-seryl-aspartyl-lysyl-proline Ameliorates Kidney Disease in Both Type 1 and Type 2 Diabetic Mice via a Therapeutic Regimen
著者 (9件):
資料名:
巻: 2016  号: Pathology  ページ: ROMBUNNO.9172157 (WEB ONLY)  発行年: 2016年 
JST資料番号: U7008A  ISSN: 2314-6133  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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腎線維症は,糖尿病性腎症を含む進行性腎疾患に共通の最終経路である。ここでは,アンジオテンシン転換換酵素(ACE)の基質である内因性抗線維性ペプチドN-アセチル-セリル-アスパルチル-リジル-プロリン(AcSDKP)が,糖尿病マウスの腎線維症の治癒に使用される経口投与で利用可能なペプチド薬物であることを報告する。本研究では,糖尿病性腎症発症ストレプトゾトシン(STZ)誘発性1型糖尿病CD-1マウスおよび2型糖尿病性腎症モデルdb/dbマウスの2種類のマウスモデルを利用した。ACE阻害剤イミダプリル,経口AcSDKP,またはイミダプリル+経口AcSDKP併用療法の処置は,尿中AcSDKPレベルを増加させた。AcSDKPレベルは,併用療法群において,他群のものと比較して顕著に高かった。AcSDKP単独,またはAcSDKPをイミダプリルに加える形での経口投与は,糸球体硬化症および尿細管間質線維症を寛解させた。血漿シスタチンCのレベルは安楽死させると両モデルにおいてより高く,すべての処置群の処置によって回復した。miR-29またはlet-7などの抗線維性miRのレベルは,両モデルの腎臓において抑制されていた。すべての治療,特にイミダプリル+経口AcSDKPの併用は,抗線維化miRレベルを正常値またはそれ以上に回復させた。AcSDKPは,糖尿病性腎症などの線維増殖性腎疾患に対抗できる抗線維性経口ペプチド薬と成り得る。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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泌尿器作用薬の基礎研究  ,  代謝異常・栄養性疾患一般 
物質索引 (6件):
物質索引
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