抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
侵食された多結晶Co膜の光磁気特性を,KerrとVoigt磁力測定を使って研究した。両方の方法は波紋方向に対して平行と垂直の2本の磁化軸の存在を示した。透過光の偏光回転に関する研究は,2-軸磁気構造と相関している優れた磁気複屈折を明らかにした。さらに,誘導された回転の場依存性はこれらのリップルCo膜に適用した面内磁場に線形(Faraday) と二次(Voigt)依存から成る,非対称ヒステリシスループを表した。結晶システムのスピン-軌道結合に従う,この後者寄与はリップル配列の対称軸に沿った磁化を反転させる異なるメカニズムからであることを見つけた。この相違点で,2倍対称の磁気光学テンソルを評価でき,透過光で磁気複屈折の発生を明らかにした。一軸的に模様のついたCo膜のこのVoigt効果は,2-軸磁気構造に沿った磁化逆転のフレームで満足に説明できた。