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J-GLOBAL ID:201702291856517556   整理番号:17A0323940

グラフェン酸化物を用いた親水性ペプチドの選択的濃縮と脱塩【Powered by NICT】

Selective enrichment and desalting of hydrophilic peptides using graphene oxide
著者 (8件):
資料名:
巻: 1027  ページ: 149-157  発行年: 2016年 
JST資料番号: W0571A  ISSN: 1570-0232  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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組織におけるペプチドの広い多様性と低豊度はペプチドの分離・同定,ペプチドミクスの開発に有利であるないに大きな困難をもたらした。,それらの疎水性に基づく小分子を精製できるRP-HPLCは,迅速,良好な再現性と高い分解能のために,ペプチドの分離と濃縮に広く用いられている。しかし,RP-HPLC機器と高価なC18カラムを必要とし,その試料容量も制限される。最近,酸化グラフェンは,アミノ酸の吸着に適用した。しかし,ペプチドのための酸化グラフェンの濃縮効率と選択性は不明のままである。本研究では,酸化グラフェンとRP-C18マトリックスの吸着効率と選択性はトリプシン処理したα-アクチンと下垂体海馬からの組織抽出物にも比較した。α-アクチンでは,全トリプシン処理生成物とGOとC18マトリックスによるadsorpted類似溶出ピークを示した。しかしGOによって吸着されたペプチドをC18マトリックスに吸着されたより高い親水性ピークを示した。得られたRP-HPLCプロファイルは,グラフェン酸化物による富化ペプチドの大部分は低濃度有機溶剤で溶出し,RP-C18母体によって吸着されたペプチドは比較的高濃度で溶出したことを示した。さらに,質量分析は,下垂体試料では,酸化グラフェンにより濃縮された495ペプチド,RP-C18マトリックスにより濃縮される447ペプチドは海馬試料中でそれぞれ333と243ペプチドことが示唆された。GRAVY値分析は,グラフェン酸化物はRP-C18マトリックスと比較して高度に親水性ペプチドのためのより強い吸着を持つことを示唆した。さらに,これら二つの方法の組み合わせは,同定ペプチドの数も予測蛋白質前駆体の数を著しく増すことができた。著者らの研究は,ペプチドミクス研究のための有用な組織からのペプチドの濃縮中の酸化グラフェンの役割に新しい考え方を提供した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
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有機化合物のクロマトグラフィー,電気泳動分析  ,  蛋白質・ペプチド一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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