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J-GLOBAL ID：201702292117751299   整理番号：17A0125281

高強度51Ni-29Ti-20Hf形状記憶合金の微細構造と性質の関係

Microstructure-property relationships in a high-strength 51Ni-29Ti-20Hf shape memory alloy

著者 (5件)： Coughlin D. R. (Materials Science and Technology Division, Los Alamos National Laboratory, Los Alamos, NM, USA) ,  Casalena L. (Department of Material Science and Engineering, Ohio State University, Columbus, OH, USA) ,  Yang F. (Department of Material Science and Engineering, Ohio State University, Columbus, OH, USA) ,  Noebe R. D. (Materials and Structures Division, NASA Glenn Research Center, Cleveland, OH, USA) ,  Mills M. J. (Department of Material Science and Engineering, Ohio State University, Columbus, OH, USA)
資料名： Journal of Materials Science  (Journal of Materials Science)
巻： 51  号： 2  ページ： 766-778  発行年： 2016年01月 
JST資料番号： B0722A  ISSN： 0022-2461  CODEN： JMTSAS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： NiTiHf合金はますます多くの産業に根本的な関心事である顕著な形状記憶および擬弾性を示す。本研究では,示差走査熱量測定および等温圧縮試験により51Ni-29Ti-20Hf合金が幅広い変態温度ならびに非常に安定な擬弾性挙動を含む有用な形状記憶特性を有することを明らかにした。これらの特性は変態温度制御用に調整可能な短期時効条件によって支配されるが,変態安定性を助長する非常に高いオーステナイト降伏強度を生じる。オーステナイト相の降伏強度は500°C,3時間の時効で2.1GPaに達し,700°C,3時間の時効ではオーステナイト完了温度(A_f)146°Cの合金が得られた。高分解能走査透過電子顕微鏡で均質化され押し出し状態および500°C,3時間時効状態の下で新しい析出相H’相が明らかにされたが,以前に同定されたH相析出物のみが600と700°Cの温度で3時間時効後観察された。最後に,転位解析によればオーステナイト相の塑性変形が〈100〉タイプのすべりによって生じ,これは二元系NiTiで観察されたものと同様であった。Copyright 2015 Springer Science+Business Media New York (outside the USA) Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ニッケル合金 ,  チタン含有合金 ,  ハフニウム含有合金 ,  *形状記憶合金 ,  *微細構造 ,  擬弾性 ,  転移温度 ,  時効処理 ,  オーステナイト ,  降伏強さ ,  析出物 ,  塑性変形 ,  滑り ,  転位【結晶】 ,  温度依存性
準シソーラス用語： 高強度 ,  転位すべり

分類 (2件)： 変態組織,加工組織  (WB01030N) ,  機械的性質  (WB02030U)

タイトルに関連する用語 (4件)： 高強度 ,  形状記憶合金 ,  微細構造 ,  性質