文献

J-GLOBAL ID：201702292223811335   整理番号：17A0498905

流動接触分解触媒中の炭素種のDNPで裏付けされた固体NMR研究

A DNP-supported solid-state NMR study of carbon species in fluid catalytic cracking catalysts

著者 (7件)： Mance Deni (NMR Spectroscopy, Bijvoet Center for Biomolecular Research, Utrecht University, Padualaan 8, 3584 CH Utrecht, The Netherlands. [e-mail]) ,  van der Zwan Johan ,  Velthoen Marjolein E. Z. ,  Meirer Florian ,  Weckhuysen Bert M. ,  Baldus Marc ,  Vogt Eelco T. C.
資料名： Chemical Communications  (Chemical Communications)
巻： 53  号： 28  ページ： 3933-3936  発行年： 2017年 
JST資料番号： D0376B  ISSN： 1359-7345  CODEN： CHCOFS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： EPRで裏付けされた固体NMRおよびSEM-EDX実験の組み合わせが市販の接触分解触媒中の炭素種(コーク)の場所を突き止めるために使用された。触媒プロセスの間で形成された脂肪族コークおよび原料から直接沈着してきた芳香族コーク種は全体としておよび粉砕されたFCC種における動的核分極シグナルに別々に応答しており,芳香族種は触媒粒子の外側に主として濃縮され,一方,脂肪族種はFCC粒子の内側に位置している,ということを示している。低温および室温でDNPラジカルのある場合とない場合の固体NMRデータの比較は芳香族炭素沈着物と触媒表面の金属(大部分は鉄)の間が接近していることを示唆している。これらの結果は,コークと鉄が一緒に沈着する,あるいは鉄が芳香族コークの形成に役割を演じている,ということを潜在的に示している。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *流動接触分解 ,  核分極 ,  NMR【磁気共鳴】 ,  エネルギー分散X線分光分析 ,  位置決め ,  脂肪族化合物 ,  芳香族化合物 ,  反応機構 ,  *石油精製 ,  *コーク【触媒劣化】 ,  *固体NMR ,  *触媒機構
準シソーラス用語： SEM-EDX ,  *動的核分極

分類 (4件)： 反応工学,反応速度論  (XE01020M) ,  その他の無機化合物のNMR  (BM07043Z) ,  反応装置  (XE01030X) ,  変性プロセス  (YF02040T)

タイトルに関連する用語 (4件)： 流動接触分解触媒 ,  炭素 ,  固体NMR ,  研究