文献

J-GLOBAL ID：201702292224513398   整理番号：17A0617556

極小角X線散乱と低温透過電子顕微鏡の両方を用いたナフィオンイオノマと表面官能化カーボンブラック間の相互作用の研究

Investigation of the Interaction between Nafion Ionomer and Surface Functionalized Carbon Black Using Both Ultrasmall Angle X-ray Scattering and Cryo-TEM

著者 (9件)： YANG Fan (Dep. of Mechanical Engineering, Indiana Univ. Purdue Univ. Indianapolis (IUPUI), Indiana, USA) ,  YANG Fan (Purdue Univ., Indiana, USA) ,  XIN Le (Dep. of Mechanical Engineering, Indiana Univ. Purdue Univ. Indianapolis (IUPUI), Indiana, USA) ,  UZUNOGLU Aytekin (Purdue Univ., Indiana, USA) ,  QIU Yang (Iowa State Univ., Iowa, USA) ,  STANCIU Lia (Purdue Univ., Indiana, USA) ,  ILAVSKY Jan (Argonne National Lab., Illinois, USA) ,  LI Wenzhen (Iowa State Univ., Iowa, USA) ,  XIE Jian (Dep. of Mechanical Engineering, Indiana Univ. Purdue Univ. Indianapolis (IUPUI), Indiana, USA)
資料名： ACS Applied Materials & Interfaces  (ACS Applied Materials & Interfaces)
巻： 9  号： 7  ページ： 6530-6538  発行年： 2017年02月22日 
JST資料番号： W2329A  ISSN： 1944-8244  CODEN： AAMICK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 高分子電解質膜燃料電池はいくつかの利点をもつエネルギー変換のための有望な候補である。しかし,そのコストの高さと性能の低さが課題である。燃料電池の触媒電極の性能を向上させることができる触媒インクの製造においては,ナフィオンイオノマと触媒担体間の相互作用が膜電極組立における触媒層のイオン伝導率と電子伝導率の両方に直接影響するキー因子である。本稿では,触媒インク中のナフィオンイオノマの存在下における触媒担体,フルカンXC-72の凝集の理解とこれらの要素の相互作用の知識ギャップを埋めることを目的とした。触媒インクの分散は溶媒だけでなくインク中のナフィオンと炭素粒子の相互作用にも依存する。液体媒質中のナフィオンイオノマ粒子とXC-72触媒凝集を極小角X線散乱と極低温TEM法を用いて調べた。カーボンブラック(XC-72)と官能化カーボンブラック系を導入してその相互作用挙動を調べた。その結果,各系の粒度と粒度分布がナフィオン+XC-72系,ナフィオン+NH₂-XC72系,およびナフィオン+SO₃H-XC-72系で有意に変化し,これらの構成要素(すなわち,イオノマ粒子とXC-72凝集体間の相互作用が存在することを示した。

シソーラス用語： *固体高分子形燃料電池 ,  *フッ素樹脂 ,  *イオノマ ,  *カーボンブラック ,  *電極触媒 ,  *小角X線散乱 ,  インク ,  触媒担体 ,  相互作用 ,  膜電極 ,  分散系 ,  粒度 ,  粒度分布 ,  透過型電子顕微鏡 ,  白金触媒 ,  *陽イオン交換樹脂
準シソーラス用語： *Nafion ,  イオン伝導率 ,  炭素触媒 ,  電子伝導率 ,  表面官能化

分類 (4件)： 燃料電池  (YB04040V) ,  高分子固体の物理的性質  (CG02024U) ,  電気化学反応  (CB07050F) ,  X線技術  (BA02060D)

タイトルに関連する用語 (7件)： 小角X線散乱 ,  低温 ,  透過電子顕微鏡 ,  表面官能化 ,  カーボンブラック ,  相互作用 ,  研究