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J-GLOBAL ID:201702294559762896   整理番号:17A0361032

3中国の低炭化度炭からのテトラヒドロフランマイクロ波extracted部分の分子構造特性化【Powered by NICT】

Molecular structure characterization of the tetrahydrofuran-microwave-extracted portions from three Chinese low-rank coals
著者 (13件):
資料名:
巻: 189  ページ: 178-185  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0023A  ISSN: 0016-2361  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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低品位炭(LRC)における移動相(MP)の存在形態と構造特性を,熱変換の初期段階に顕著に影響する。本研究では,三人の中国人LRC,すなわちShenfu,ZhundongとHongshaquanは,マイクロ波支援加熱を用いたテトラヒドロフランで抽出した。MPの代表としてテトラヒドロフランマイクロ波抽出(TME)部分は,油,樹脂,アスファルテンとプレアスファルテンとして定義された四画分に分離した。拡散反射Fourier変換赤外分光法(DRIFT),ガスクロマトグラフィー/質量分析計(GC/MS),マトリックス支援レーザ脱離イオン化飛行時間型質量分析計(MALDI TOF MS)およびX線光電子分光法(XPS)は,得られた材料の分子特性を総合的に調査するために使用した。結果は,研究したTME部分は主にアスファルテンからなり,比較的低いCH_2/CH_3とH_ar/H_al比により高度に枝分かれした脂肪族炭化水素に富むことを示した。1 2環をもつパラアルキル置換芳香族構造はTME部分の主要な芳香族構造であった。CO結合はTME部分の主な酸素含有構造で,脂肪族化合物で見られる方が大きい可能性がある。MALDI-TOF-MS及びDRIFT分析を組み合わせて,CO/COの比は非常に低いレベルであった場合には,赤外スペクトルから誘導した脂肪族側鎖と芳香族水素(3000 2800cm~ 1/900 700cm~ 1I_2)の比は,LRCのTME部分の特異的画分の平均分子量(AMW)を評価するための適切なパラメータであると考えられた。結果は石炭中の移動相の詳細な化学構造のための更なる説明を行い,熱分解プロセス中の揮発性物質の生成機構を研究するための助けとなるであろう。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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各種石油製品及びその製造一般  ,  石油と石油製品の性質,分析,試験 
物質索引 (1件):
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