文献
J-GLOBAL ID:201702295458273873   整理番号:17A0695905

4種類の植物抽出物間の相乗的な酸化防止剤効果の研究

Investigation of Synergetic Antioxidant Effects Among Four Herbal Extracts
著者 (9件):
資料名:
巻: 16  号:ページ: 7220-7224  発行年: 2016年07月 
JST資料番号: W1351A  ISSN: 1533-4880  CODEN: JNNOAR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
伝統的な漢方医学抽出物は,循環器疾患などの多数の疾患を治療する基本物質である。本論文では,4種類の熱をとるハーブ由来の抽出物を超音波抽出法により,エタノール-水混合溶媒を使って得た。フリーラジカル消去分析と鉄還元抗酸化力(FRAP)試験を選んで,それらの抗酸化活性を評価した。統一的な設計法を用いて,4種類の抽出物から相乗的な抗酸化力を調べた。結果は,Pulsatillae Radix,Smilacis Glabrae Rhizoma,Isatidis Folium,及びTaraxaci Herba抽出物からの収率が各々18.0%,8.33%,8.83%,3.80%であることを示した。DPPHとFRAP試験で得られた結果は,Smilacis Glabrae Rhizomaからの抽出物が最高の抗酸化活性を持ち,これにPulsatillae Radix,Isatidis Folium抽出物が続くことを示した。Taraxaci Herbaからの抽出物は同じ濃度で最低の抗酸化活性を持つ。それらのIC50値は各々28.8,31.6,49.2,74.5μg/mLであり,各試料で線量効果が現れた。調べた相乗抗酸化効果の結果は,Pulsatillae RadixとSmilacis Glabrae Rhizomaからの抽出物の質量比が2:8で,濃度が24μg/mLのとき,最大の正の相乗抗酸化効果が見られることを示した。達成したDPPHフリーラジカル消去率は54.3%であり,これは24μg/mL(60.5%)のBHTに近い。このようにして,これら研究結果により,新規の天然抗酸化剤を開発する基礎が確立された。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物の生化学 
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る