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J-GLOBAL ID:201702296694412864   整理番号:17A0575690

CMBとレンズ効果再構築パワースペクトルの全共分散

Full covariance of CMB and lensing reconstruction power spectra
著者 (6件):
資料名:
巻: 95  号: 4,Pt.A  ページ: 043508.1-043508.30  発行年: 2017年02月 
JST資料番号: D0748A  ISSN: 2470-0010  CODEN: PRVDAQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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CMBおよびレンズ効果再構築パワースペクトルは宇宙論の強力なプローブである。しかしながら,CMBパワースペクトルはレンズ効果を受けており,この再構築がCMB多重極を用いて行われているため,それらは相関している。この論文では,偏光パワースペクトルと最小分散推定量を含め,CMBとCMBレンズ効果パワースペクトルの自己および相互共分散に対する詳細な模型を展開し,理想化した将来のCMB S4観測のシミュレーションと比較した。レンズ効果を受けていないCMBと機器雑音のゆらぎを源とする共分散は,レンズ効果再構築雑音のリアリゼーション依存引き算を用いて大きく取り除くことができた。その結果,少数の主成分でよく記述される,レンズ効果誘導項によって支配された比較的簡単な共分散模型が得られた。S4的観測のシミュレーションに対して,これらの共分散模型は自己相関に対しては非常によい精度で適合し,相互相関に対しては完全ではないにしてもよい精度で適合した。CMBとレンズ効果再構築パワースペクトル間の相関が,自己パワースペクトルの分散への小さい非対角非ガウシアン寄与とともに存在した。相関と非ガウシアン寄与は小さいが,将来のS4的データに対するフィットで,5σレベルで検出可能であることを示した。Fisher行列解析を用い,この相関は,CMBからの標準的宇宙論パラメータへの誤差に数10パーセントの過少評価をもたらすことを示した。しかしながら,付加的な外部プライアーあるいはパラメータ誤差棒を評価するためのをデータセットを含めることにより,この相関の影響はほとんど無視できることがわかった。
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分類 (2件):
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宇宙線起源  ,  宇宙論 
タイトルに関連する用語 (4件):
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