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J-GLOBAL ID:201802210836987162   整理番号:18A0924294

悪性胸膜中皮腫の組織学的サンプルにおけるHMGB1の発現解析【JST・京大機械翻訳】

Expression analysis of HMGB1 in histological samples of malignant pleural mesothelioma
著者 (10件):
資料名:
巻: 72  号:ページ: 1039-1050  発行年: 2018年 
JST資料番号: W2598A  ISSN: 0309-0167  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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目的:高移動度群ボックス1(HMGB1)はクロマチン構造蛋白質であり,哺乳類細胞の核に普遍的に発現する。細胞外に輸送されると,それは腫瘍抑制因子および発癌性蛋白質として作用する。悪性胸膜中皮腫(MPM)において,HMGB1の高い血清レベルは予後不良と関連している。逆に,MPM組織におけるHMGB1発現の有意性はまだ不明である。【方法】MPMを有する170人の患者からの生検サンプルを,HMGB1蛋白質および遺伝子発現を評価するために,免疫組織化学および逆転写ポリメラーゼ連鎖反応(RT-PCR)によって評価した。HMGB1蛋白質の発現レベルを,核,細胞質および両方において,陽性染色細胞の強度(0~3)および割合(0~4)を和する半定量的システムを用いてスコア化した。最終スコアは,高い(>3)または低い(<3)発現と考えられた。遺伝子発現レベルをΔΔC_t法を用いて計算した。全体(P=0.0011)および細胞質スコア(P=0.0462)としてのHMGB1の高発現レベルは,全コホートおよび臨床病理学的サブグループにおけるより悪い疾患特異的生存(DSS)に関連していた。HMGB1遺伝子発現とDSSの間に有意な相関は見られなかった。結論:これらの知見は,HMGB1が免疫組織化学によって検出された時,MPMにおける有用な予後バイオマーカーである可能性があることを示す。逆に,正常および反応性中皮細胞においても発現されるので,HMGB1は中皮腫の組織学的試料における診断バイオマーカーとは考えられない。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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遺伝子発現 
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