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J-GLOBAL ID:201802211068848784   整理番号:18A0147510

ファントム音における治療応答の基礎となる脳の刺激誘発神経可塑性【Powered by NICT】

Brain stimulation-induced neuroplasticity underlying therapeutic response in phantom sounds
著者 (14件):
資料名:
巻: 39  号:ページ: 554-562  発行年: 2018年 
JST資料番号: W2600A  ISSN: 1065-9471  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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非侵襲性脳刺激は神経活性を調節すると推定される地域神経可塑性変化を誘導することにより長期間ファントム音を変えることができる。しかし,治療反応は限られており,治療成績のための良好な個体数統計学的または臨床的予測因子ではない。経頭蓋磁気刺激による神経可塑性は治療転帰を決定するかどうかを調べるために最新のボクセルベースの形態計測(VBM)を用いた。ファントム音(すなわち,耳鳴)を経験している慢性的に六十人の被験者はsham刺激と以前の刺激プロトコルよりも有意に多数処理をもたらすことが示されているプロトコルに従って左背外側前頭前野および側頭皮質の反復経頭蓋磁気刺激(rTMS)反応を受けた。構造核磁気共鳴造影は,rTMS前と後に実施した。VBM全脳解析(P<0.05,FWE補正)では,縦灰白質変化とその後の領域間の構造的関連性を評価した。応答者(N=22)ではなく非応答者(N=38)における左背外側prefontal(DLPFC),左弁蓋-島,右下側頭皮質(ITC)の縦メソスコピック灰白質変化を観察し,群×時間相互作用およびpost-hoc試験により示された。これらの結果は,年齢,性別,聴力損失によってもベースラインで耳鳴側性,持続時間,および重症度の影響を受けなかった。さらに,応答者におけるロバストなDLPFC島と島ITC連結性を見出したが,比較的弱いDLPFC島連結性と島ITC接続性のみが非応答者には証明できなかった。著者らの結果は,ファントム音の非聴覚脳領域の関与を強化し,それらの神経可塑性能力に対する治療応答の依存性を示唆した。後者はそれらの個々の構造的結合性(の差)に依存する。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (4件):
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耳・鼻・咽頭・喉頭疾患の治療一般  ,  精神障害の治療一般  ,  神経系疾患の治療一般  ,  中枢神経系 

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