抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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わが国が,観光目的地として国際的な評価をより一層高めていくためにはインバウンド顧客の視点から観光ニーズを把握し,それをベースとした「おもてなし」を提供することが重要になる。そのためには,国別に訪日観光客のニーズを把握することが欠かせない。本研究では,欧州諸国の中で訪日客数がもっとも多いイギリスを対象として,日本への観光意向が高いイギリス人は,1)どのような観光ニーズを有するのか,2)どのような人口統計学的特性を有するのか,3)日本のどのような点にひかれているのか等を検証した。分析の結果,日本への観光意向が高いイギリス人の特性としては,観光目的地の選択にあたって,「普段できない体験ができる」「知識や視野を広げることができる」「魅力的な名所・旧跡がある」といった項目を重視していることや,「日本の自然」「日本の文化」「日本の食」に関心があるイギリス人ほど,日本への観光意向が高いことなども明らかになった。一方で,丁寧な接客といった,いわゆる日本的な「おもてなし」は,日本への観光意欲に対して有意な影響を及ぼしていないことが示された。(著者抄録)