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J-GLOBAL ID:201802277305813318   整理番号:18A0524705

アマランスのグロブリンの酵素消化由来のペプチドはトマト黄化葉巻ウイルスNicotiana benthamianaにおけるウイルス複製を減少させることの複製起点への強い親和性結合を示す【Powered by NICT】

A peptide derived from enzymatic digestion of globulins from amaranth shows strong affinity binding to the replication origin of Tomato yellow leaf curl virus reducing viral replication in Nicotiana benthamiana
著者 (6件):
資料名:
巻: 145  ページ: 56-65  発行年: 2018年 
JST資料番号: C0793A  ISSN: 0048-3575  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Tomato yellow leaf curl virus(TYLCV,ベゴモウイルス属,ジェミニウイルス科)は主にナス科植物に感染し,感染は葉の曲がりとちクロロシス,全植物のわい化,及び減少した果実産生を誘導する。TYLCVと他のジェミニウイルスの直接制御のための代替案を報告し,例,エステル化ホエー蛋白質の利用,ペプチドアプタマーライブラリーまたは人工亜鉛フィンガー蛋白質されてきた。複製構造と配列はこのウイルスファミリー内で高度に保存されているので,後者の二代替案はTYLCVののみならず他のジェミニウイルスの複製に直接影響する。ペプチドと蛋白質はウイルス複製制御のための潜在的な解決策を提供するため,本研究では,TYLCVの複製起点配列(OriRep)に結合し,Nicotiana benthamianaにおける病徴の減少とウイルス複製に影響を及ぼすことをアマランス種子のグロブリン(Amaranthus hypochondriacus)から誘導したペプチドの単離,生化学的特性化および抗ウイルス活性を示した。抽出したグロブリンのパパイン消化物及びアマランスのアルブミンから得られた芳香族ペプチドはTYLCVのOriRepへのそれらの結合親和性を解析するために固有の蛍光滴定と局在表面共鳴プラズモンにより試験した。ペプチドAmPep1(分子量2.076KDa)はOriRepに対して最も高い親和性値(Kd=1.8 nM)を示した。このペプチドはアマランス11Sグロブリンの一部と高いアミノ酸相同性を共有し,AmPep1の強い親和性は,トリプトファンとリジンの存在OriRepの二次構造との相互作用を促進することにより説明することができた。in vitro DNA合成に及ぼすペプチドの影響を評価するために,ローリングサークル増幅(RCA)はTYLCVまたは他のベゴモウイルスに感染した植物からの鋳型DNA,pepper huasteco yellow vein virus(PHYVV)を用いて,異なる濃度でAmPep1ペプチドを添加した。結果はAmPep1の濃度の増加で両ウイルスのDNA合成の減少を示した。更なるin vivoでのペプチドの抗ウイルス活性を確認するために,AmPep1はTYLCV感染以前にN.benthamianaの葉に浸透させた。AmPep1で処理した植物は,植物におけるTYLCV複製を削減AmPep1の効果に起因する未処理N.benthamiana減少と共に症状の進行と比較してウイルス力価の有意な減少を示した。ペプチドもPHYVVに感染した植物における抗ウイルス活性を示した。これは最初の報告であり,ペプチドは,植物におけるDNAウイルス制御に用いる,外因性応用としてとトランスジェニック系統の生成なしに供給された直接である。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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害虫に対する農薬  ,  微生物に対する農薬 

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