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J-GLOBAL ID:202402214029286315   整理番号:24A2705603

人工市場シミュレーションを用いたCFD市場における最適マーケットメイク戦略分析

Analysis of Optimal Market Making Strategies of CFD Market Using Artificial Market Simulation
著者 (5件):
資料名:
巻: 39  号:ページ: F-O74_1-16(J-STAGE)  発行年: 2024年 
JST資料番号: U0128A  ISSN: 1346-8030  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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日本のCFD(差金決済取引)市場における取引量の増加により,CFDにおけるマーケットメイク戦略が重要な課題になっている。マーケットメイカーが収益の最大化と在庫リスクの管理のジレンマに直面する他のクォート・ドリブン市場とは異なり,CFDマーケットメイカーは原資産市場を用いてそれらのリスクをヘッジすることができる。したがって,マーケットメイクにヘッジ戦略を効果的に組み入れることは,CFD市場戦略の重要な側面になる。本研究では,CFD市場における最適マーケットメイク戦略を分析することを目的とした。CFD市場のマルチエージェントシミュレーションモデルを構築し,有名な日本のCFD取引所”くりっく株365”の環境をシミュレートした。本モデルでは投資家エージェントとマーケットメイカーエージェントとともに,原資産市場としてのIndex市場を含む。CFD市場におけるマーケットメイカーの分析を通して,先行研究からのスプレッド戦略を利用することに加え,市場のボラティリティとトレンドに基づいてヘッジ強度を動的に調整する新しいマーケットメイク戦略を提案した。提案した戦略の有効性を評価するために,異なる市況の下でのシミュレーションを行った。実験1では,別々の市場環境において異なる戦略の性能を比較した。その結果,提案した戦略が収益性とリスク管理に関して他よりも優れていることを示した。実験2では,同じ市場環境の中でマーケットメイカー間の競争を考慮し,提案した戦略は優れた全体性能を維持しているが本競争シナリオではその優位性はあまりはっきりしないことが確かめられた。本研究では,提案したマーケットメイク戦略が在庫リスク管理とヘッジコストのバランスを効果的にとることを結論付けた。さらに,実応用で考慮されるべきスプレッド戦略とヘッジ戦略を組み合わせる場合に,不利な市況で競争力のあるクォートを提示する潜在的なリスクを明らかにした。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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人工知能  ,  マーケティング  ,  その他のオペレーションズリサーチの手法 
引用文献 (19件):
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