体系的課題番号 |
JPMJTR20RL |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTR20RL |
研究責任者 |
藤尾 侑輝 産業技術総合研究所, エレクトロニクス・製造領域 センシングシステム研究センター, 主任研究員
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研究期間 (年度) |
2020 – 2022
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概要 | 本研究開発では、製造業の設計・試作で利用されるCAE計算の精度向上のために、明環境下で実機の応力・ひずみ分布の動的変化を可視化する4次元センシング技術を開発する。具体的には、微小変形に対し照明光下でも検知できるよう発光する多波長応力発光体の創製と、環境光と応力発光を分離して測定できる計測システムを構築する。本応力発光体の創製では、共鳴エネルギー伝播などの高効率エネルギー伝播機構や有機酸支援法などの高反応性合成法に着目する。本研究開発は、製品の性能評価試験時において破壊モード解析などの他の物性値と動的ひずみ分布の同時測定を可能にし、CAE計算の設計精度の向上と開発期間の短縮につながる。
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