体系的番号 |
JPMJTR22TA |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTR22TA |
研究責任者 |
松永 茂樹 北海道大学, 大学院薬学研究院, 教授
|
研究期間 (年度) |
2022 – 2024
|
概要 | 本計画では、「超原子価ヨウ素の特性を利用し、有害金属を使用せずにα線核種アスタチン-211標識化する」独自手法を技術シーズとして、将来的ながん治療実現に欠かせない「標識化合物の自動合成装置」開発に向けた化学合成面のコア技術を開発する。液相法で確立済みのアスタチン-211標識法を固相バッチ法、固相フロー法へと順に拡張し、最終的に固相カートリッジ化する。固相カートリッジ化に重要なパラメータ、特にフロー合成流路の形状、経路長、流速、樹脂、リンカーなどを最適化し、仕様を固める。実用に耐える放射標識効率を示す固相カートリッジの開発により、多種多様なガンに対応可能な汎用性の高い化学合成技術を創出する。
|