ソリューションプラズマを用いた天然物由来高分子の低分子量化に関する研究開発
体系的番号 |
JPMJTR20UK |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTR20UK |
研究責任者 |
白藤 立 大阪市立大学, 工学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2020 – 2022
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概要 | 天然物由来の高分子の低分子量化は、アルギン酸に代表されるサプリメントの製造に留まらず、がんのアポトーシスを誘発するフコイダンなどの高付加価値製品を生み出す重要な基盤プロセスとなっている。しかし、現在利用されている低分子量化の多くは、膨大なエネルギーと時間を消費する熱化学反応プロセスを利用している。そこで申請者らは、非熱的に高速で化学反応を進行させることのできるプラズマによるラジカル反応を低分子量化に応用することを考えた。本研究では、プラズマ中で非熱的に発生した反応活性種(例えば、水が関与する場合には、OHラジカル)でグリコキシド結合を分断する革新的な次世代型の低分子量化技術の開発を行う。
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