概要 | 従来の細胞培養マイクロアレイシステムは、培養・分析に関してハイスループットであるが、分析後の細胞操作には人の手やロボットなどによる操作を必要とし、特に継代や試薬添加・分取などは従来と変わらない速度であった。本計画では、申請者が過去開発した①超高密度集積微生物培養アレイ技術、②モノリシックソフトマイクロロボット作製技術およびピーエムティー社が長年培ってきた③画像処理技術による精密生体試料操作ロボティクス技術を組み合わせることで、従来では考えられない4,000培養器/㎠クラスの密度での高速細胞播種・培養・試薬添加などの操作を行うハイスループットな細胞培養実験装置を開発する。
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