体系的課題番号 |
JPMJSC1607 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSC1607 |
研究代表者 |
横尾 真 九州大学, システム情報科学研究院, 教授
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研究期間 (年度) |
2016 – 2019
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概要 | 本研究では、情報ネットワーク上に実現される分散システムの強靭化を目指す。具体的には、一時的な故障や障害からの高度な回復性を保証する自己安定性について実用化の観点から拡張を行い、以下の優れた特性を有する分散システムのためのフレームワーク(アルゴリズムとアーキテクチャ)を確立する。(1)平常時は効率よく動作する。(2)一時的な故障や攻撃によりどのような状況に陥っても、人手を介することなく自律的に復旧する(自己安定性)。(3)故障や障害からの復旧途中であっても、サービスを停止することなく提供する。(4)永久継続的な故障や攻撃に対しても強靭である。これにより、高度にレジリエントな社会を実現することに貢献することが期待される。
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研究領域 | レジリエントな社会のためのICT |