概要 | 斜面地居住、中心市街地の衰退、高齢化による都市限界集落化など、さまざまな問題点を抱えている北九州市の既存市街地において、産・学・官・市民で構成する「次世代システム研究会」でのこれまでの検討実績を生かし、低炭素化を図りつつ諸問題を解決する仕組みの開発を行う。具体的には2050年の様子を推計した結果をもとに、循環・環境共生・長寿命ストック型の地域設計を行い、それに基づいて市民自身による低炭素化とまちづくりの実践の仕組みとして「エリアマネジメント公益法人」設立を試行し、衰退気味の市街地の低炭素化と活性化を同時に実現する本格的な街づくり構想を構築する。
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