概要 | 本研究は、乾燥・高CO2・温度などの環境ストレス下において、作物の収量・機能性向上をもたらす病原性微生物の処理条件を検証し、その調節機構をトランスオミクスにより解明するとともに、その統合モデルを構築する事を目的とする。 日本側はイネを材料とした研究とプロテオミクスを担当する。スペイン側はトマトを材料に研究を推進する。ドイツ側はメタボロミクスおよびイオノミクスを、チェコ側はフェノミクスおよびホルモノミクスを実施する。 日欧の研究チームによる相互補完的な共同研究により、温暖化などの環境変動下においても収量・品質を向上させる事のできる、環境に優しくサステナブルな微生物処理法の設計・確立が期待される。
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