概要 | 多孔質材料の空隙率や孔径の制御、孔中への無機・有機ナノ材料の分散担持により、電気や光活性を向上する。また、これら機能の発現機構を、実験と分子シミュレーションから検討・解明し、材料設計指針を得て、機能性をさらに向上する(ワークパッケジWP1, WP2)。次に、新材料を薄膜として合成する手法を開発する。多孔質材料を膜として2次元化することで、紛体では得られない機能が獲得できる。機能性多孔質膜の性能を、光活性を利用した水の浄化や、電気活性を利用したエネルギー生産性で評価する。加えて、電気活性を利用し、チップ上の神経回路モデルを開発する。スケールアップ検討も行う(WP3, WP4)。企業と産業化についての議論や、得られた結果を公表する(WP5)。学生や若手研究者の相互派遣により研究を促進する。
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