グラフェンを基盤としたエレクトロクロミック材料の開発
体系的課題番号 |
JPMJTM19YU |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM19YU |
研究代表者 |
灰野 岳晴 広島大学, 大学院理学研究科, 教授
|
研究期間 (年度) |
2019 – 2020 (予定)
|
概要 | 熱制御の可能な高い省エネルギー性能をもつスマートウィンドウを開発するために,赤外線領域の透過と遮蔽を制御できる調光材料の開発は,急務である。我々は,グラフェンの酸化分解により得られるナノグラフェンの周囲を化学的に修飾したナノグラフェンが良好なエレクトロクロミズム(EC)性能を示すことを見出した。これらも知見をもとに,本研究計画では,既存の調光膜で制御できない赤外線領域(700–2000 nm)に調光機能をもつEC調光材料をナノグラフェンを用いて開発することを目的とする。
|