トマトの新規単為結果性遺伝子を利用した品種開発技術の構築
体系的課題番号 |
JPMJTM20BU |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20BU |
研究代表者 |
有泉 亨 筑波大学, 生命環境系, 准教授
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研究期間 (年度) |
2020 – 2021
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概要 | 日本のトマト生産は周年栽培が確立しているが、夏期や冬期など環境ストレスが厳しい時期において花粉形成不全に起因する着果不良(果実が実らなくなること)により、収量が著しく低下する課題が長く解決されていない。一方、単為結果性は果実形成に受粉を必要としないため、着果不良の課題を克服する育種技術として古くから生産現場より求められている形質である。申請者グループは矮性トマト品種‘マイクロトム’の突然変異誘発系統から、新規の単為結果性変異体Sldad1を独自に単離した。そこで、本研究ではSldad1遺伝子変異を民間企業の品種へと導入し、育種素材としての評価を行うことを目的とする。
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