最適潅水を実現する携帯型近赤外分光・作物体内水分計の開発
体系的課題番号 |
JPMJTM20HP |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20HP |
研究代表者 |
西脇 亜也 宮崎大学, 農学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2020 – 2021
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概要 | 潅水タイミングの最適化を図りたく使える水分計がないか調査をしたが、土壌の水分計(電極式)はあるが、作物体内の水分を非破壊・非侵襲測定可能な携帯型の水分計は無かった。そこで、安価な携帯型の近赤外分光センサを使った水分計を開発した結果、作物体内の水分を非破壊・非侵襲測定可能となり、作物の生理学的状態をリアルタイムモニタリングする最適潅水システムの構築が可能となった。現在は、破壊式測定による作物体内水分量と近赤外分光データとの回帰式を用いてノートパソコン上で解析しているが、解析時間が必要であり、即時応答性が必要な現場で使える形ではない。そこで、携帯性と即時応答性を改善した作物体内水分計を完成させる。
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