体系的課題番号 |
JPMJTR20RD |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTR20RD |
研究責任者 |
兵頭 政光 高知大学, 教育研究部医療学系, 教授
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研究期間 (年度) |
2020 – 2022
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概要 | 人にとって「食」は生きていくうえでの喜びでもあり、それが障害されると人のQOLは著しく損なわれる。嚥下障害患者は近年急速に増加しているが、嚥下障害は誤嚥性肺炎を引き起こすことから生命予後にも大きくかかわる。誤嚥を防ぐには食事中の嚥下状態を監視し、それに基づいて誤嚥しにくい形態の食事提供や、禁食を含めた食事制限を行う必要がある。これを自宅や施設などで簡便に行うために、嚥下音と嚥下関連筋の筋活動を記録・解析する機器(仮称:嚥下計)の開発を目指す。嚥下計により、“いつでも、どこでも、だれでも”が嚥下状態を知ることが可能となり、安全な経口摂取を支援することにつながる。
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