PETイメージングによるがん遺伝子治療評価モデルの構築
研究責任者 |
黄 鵬 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, その他
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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概要 | 本申請課題は、PETイメージングによる遺伝子治療の可視化に基づく遺伝子治療の有効性、安全性の評価法の確立を目指したものであり、その目標を概ね達成できたと考える。腫瘍マーカーとイメージング装置IVISでin vivoでトレース可能なRM9細胞を用いて免疫正常マウスで皮下担がんモデルを作製し、その腫瘍内および静脈内にAd-HSV1-tk剤を投与、3日後、5日後、7日後に、PET・IVIS撮像を実施した。特に、PETイメージングによるがん遺伝子治療評価モデルの構築のために、遺伝子治療で用いるHSV1-tk遺伝子に特異的なPETレポータープローブ: [18F]FMAUを合成し、その遺伝子発現の可視化に成功した。今後、これらの遺伝子発現の可視化条件を最適化する研究を継続して行う。
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