特許
J-GLOBAL ID:202103015896457673
オゾン層の観測方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
堀越 総明
, 堀越 真弓
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2019-090616
公開番号(公開出願番号):特開2019-203889
特許番号:特許第6900422号
出願日: 2019年05月13日
公開日(公表日): 2019年11月28日
請求項(抜粋):
【請求項1】地上の特定の場所から観測される、ISS(国際宇宙ステーション)又は人工衛星から選択される地球周回天体のターコイズフリンジ出現時刻及び方角を算定する工程と、
前記場所における、前記地球周回天体のターコイズフリンジ出現時刻及び方角にて、ターコイズフリンジが出現している前記地球周回天体と、測光標準星から選択される等級が判明している比較星とが、同じ写野に入るように520〜650nmの緑色〜赤色系光の波長領域のうちの一部の波長帯域を通過帯域とする第1のバンドパスフィルタを取り付けた撮像手段で撮影し、第1の撮像画像データを取得する第1の撮像工程と、
前記場所における、前記地球周回天体のターコイズフリンジ出現時刻及び方角にて、前記第1の撮像工程における撮影と同時のタイミングで、ターコイズフリンジが出現している前記地球周回天体と、前記比較星とが、同じ写野に入るように400〜470nmの青色系光の波長帯域のうちの一部の波長帯域を通過帯域とする第2のバンドパスフィルタを取り付けた撮像手段で撮影し、第2の撮像画像データを取得する第2の撮像工程と、
前記第1の撮像画像データのRGB画素画像データのうち、R画素画像データを取得する工程と、
前記第2の撮像画像データのRGB画素画像データのうち、B画素画像データを取得する工程と、
前記第1の撮像画像データの前記R画素画像データにおいて、ターコイズフリンジが出現している前記地球周回天体に該当する領域A1と、前記比較星に該当する領域と、をそれぞれ選択し、前記地球周回天体に係る選択領域A1のR画素の輝度値及び前記比較星に係る選択領域のR画素の輝度値から、式(1)により、ターコイズフリンジが出現している前記地球周回天体の等級を第1の等級m1として求める工程と、
前記第2の撮像画像データの前記B画素画像データにおいて、ターコイズフリンジが出現している前記地球周回天体に該当する領域A2と、前記比較星に該当する領域と、をそれぞれ選択し、前記地球周回天体に係る選択領域A2のB画素の輝度値及び前記比較星に係る選択領域のB画素の輝度値から、式(2)により、ターコイズフリンジが出現している前記地球周回天体の等級を第2の等級m2として求める工程と、
次式(3):
(式(3)中、nはオゾンの濃度、αは光度比を吸光度に補正する係数、σは第1のバンドパスフィルタの通過帯域におけるオゾンのモル吸光断面積、lは太陽光が地球表層のオゾン層をターコイズフリンジが出現している前記地球周回天体に到達するまでに通過したオゾン層の通過距離である。)
により、オゾンの濃度nを求める工程と、を備えることを特徴とするオゾン層の観測方法。
IPC (2件):
G01W 1/00 ( 200 6.01)
, G01N 21/27 ( 200 6.01)
FI (2件):
G01W 1/00 Z
, G01N 21/27 A
引用特許:
審査官引用 (7件)
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人工衛星搭載オゾン層観測装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-280407
出願人:三菱電機株式会社
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オゾン濃度センサー
公報種別:公表公報
出願番号:特願2007-502895
出願人:エムケイエスインストゥルメンツ,インコーポレイテッド
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オゾン濃度測定器
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-252171
出願人:富士ゼロックス株式会社
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光吸収式オゾン濃度計
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-185387
出願人:株式会社神戸製鋼所
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特開平4-016749
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特開昭49-127738
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分析装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2008-135182
出願人:日本電信電話株式会社
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引用文献:
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