文献
J-GLOBAL ID:200902207719691051   整理番号:08A0359176

複製起点における開放複合体のATP-DnaA依存性形成の共通機構

A Common Mechanism for the ATP-DnaA-dependent Formation of Open Complexes at the Replication Origin
著者 (11件):
資料名:
巻: 283  号: 13  ページ: 8351-8362  発行年: 2008年03月28日 
JST資料番号: E0038A  ISSN: 0021-9258  CODEN: JBCHA3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
大腸菌のDnaAは複製起点(oriC)とホモ多量体複合体を形成し,ATP-DnaA多量体がoriC巻き戻し要素(DUE)内の二重鎖を巻き戻す。この結晶構造を決め,突然変異実験を組み合わせて機能性アミノ酸残基を決めた。その結果,DnaA多量体の中心孔に露出された数残基がこの巻き戻しに重要だった。特にVal211とArg245が反応開始に必要だった。これらの残基をAla置換してもATP/ADPとDNAに対する親和性に変化はなく,ATP特異的立体配座に対する活性も正常だったが,形成されたoriC複合体はDUE巻き戻しと一本鎖DUEの結合に関して不活性だった。ADP-DnaAや変異DnaAを含むoriC複合体と異なり,ATP-DnaA-oriC複合体は一本鎖DUEの上方鎖に特異的に結合した。この結合には鎖中のTリッチ配列が必要だった。進化的に離れたThermotoga maritimaでも同様にDnaAオルソログの対応し保存された残基が巻き戻しに必要だった。したがって,この構造に関する知見から,孔による起点の巻き戻し,ATP/ADPに依存した調節,開始複合体のヘリカーゼに関する機構が分かると推測された。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遺伝子の複製 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る