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J-GLOBAL ID：200902268306595274   整理番号：08A0908723

ヒトRad52蛋白質での第2のDNA結合部位の同定

Identification of a Second DNA Binding Site in the Human Rad52 Protein

著者 (11件)： KAGAWA Wataru (RIKEN, Yokohama, JPN) ,  KAGAWA Ako (RIKEN, Yokohama, JPN) ,  SAITO Kengo (RIKEN, Yokohama, JPN) ,  SAITO Kengo (Waseda Univ., Tokyo, JPN) ,  IKAWA Shukuko (RIKEN, Saitama, JPN) ,  SHIBATA Takehiko (RIKEN, Saitama, JPN) ,  SHIBATA Takehiko (Yokohama City Univ., Yokohama, JPN) ,  KURUMIZAKA Hitoshi (RIKEN, Yokohama, JPN) ,  KURUMIZAKA Hitoshi (Waseda Univ., Tokyo, JPN) ,  YOKOYAMA Shigeyuki (RIKEN, Yokohama, JPN) ,  YOKOYAMA Shigeyuki (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN)
資料名： Journal of Biological Chemistry  (Journal of Biological Chemistry)
巻： 283  号： 35  ページ： 24264-24273  発行年： 2008年08月29日 
JST資料番号： E0038A  ISSN： 0021-9258  CODEN： JBCHA3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 相同性依存のDNA二本鎖切断修復で重要な役割をするRad52の機能を検討するため,DNA結合部をAlaスキャンで解析し,Lys102,Lys133,Lys169,Arg173が新たな第2のDNA結合部位を形成していることを同定した。この部位は以前同定された一本鎖DNA結合部位に密接しており,第2部位を変異するとRad52-一本鎖DNA複合体は二本鎖DNAに結合できずDループを形成できなくなった。Rad52は二本鎖DNAに正のスーパーコイルを導入し,この活性に今回同定された第2のDNA結合部位が必要だった。これらの結果から,Rad52は2つの結合部でそれぞれのDNAを結合して相同性の検索と鎖挿入を促進すると示唆された。

シソーラス用語： ヒト ,  *DNA修復 ,  DNA組換 ,  *DNA結合タンパク質 ,  結合部位 ,  超螺旋 ,  二本鎖DNA切断 ,  部位特異的変異誘発 ,  *Rad52DNA組換修復タンパク質
準シソーラス用語： *Rad52蛋白質

分類 (1件)： 分子遺伝学一般  (EC02010J)

タイトルに関連する用語 (5件)： ヒト ,  Rad52蛋白質 ,  DNA ,  結合部位 ,  同定