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J-GLOBAL ID：200902280825483190   整理番号：08A0389708

センサネットワークにおける接触関係を用いたルール記述手法の提案

Contact-based Notation for Describing Rules on Sensor Nodes

著者 (5件)： 神田武 (慶応大 大学院理工学研究科) ,  柳沢豊 (NTT コミュニケーション科学基礎研) ,  今井倫太 (慶応大 大学院理工学研究科) ,  前川卓也 (NTT コミュニケーション科学基礎研) ,  岡留剛 (NTT コミュニケーション科学基礎研)
資料名： 情報処理学会研究報告  (IPSJ SIG Technical Reports)
巻： 2008  号： 18(MBL-44 UBI-17)  ページ： 83-90  発行年： 2008年02月27日 
JST資料番号： Z0031B  ISSN： 0919-6072  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本論文では物どうしの接触情報を基礎的なデータとして利用し,スマートオブジェクトの通信や計算処理を規定するルール記述方式,contact-based notation(CbN)を提案する。CbNの定める通信方法では,各スマートオブジェクトは直接接触関係を持つスマートオブジェクトのみと通信,データ共有することになる。そのため,CbNを利用してアプリケーション開発を行うことで,狭い範囲に物が密集した環境においても少ない通信量でスマートオブジェクトを動作させられる。本論文では,コンピュータシミュレーションによって複数のスマートオブジェクトを仮想的に動作させ,CbNによって規定される通信方法と,近距離のブロードキャスト通信との,スマートオブジェクト間の通信量を測定した。測定結果より,狭い範囲に多数の物が密集した環境でも,CbNの規定する通信方法によってスマートオブジェクトの通信量を十分に小さく抑えられることを確認した。(著者抄録)

シソーラス用語： *センサネットワーク ,  センサ ,  *計測システム ,  データ通信 ,  計算機シミュレーション ,  ソフトウェア開発 ,  ブロードキャスト ,  容量 ,  接触 ,  計算機利用 ,  利用
準シソーラス用語： *スマートオブジェクト ,  データ共有 ,  通信量

分類 (2件)： 無線通信一般  (ND08010L) ,  計測機器一般  (AD02000X)

引用文献 (19件)：

• BEIGL, M. Mediacups : experience with design and use of computer-augmented everyday artifacts. Computer Networks (Amsterdam, Netherlands : 1999). 2001, 35, 4, 401-409
• BEIGL, M. Awarecon : Situation aware context communication. UbiComp '03 : Proceedings of the 5th International Conference on Ubiquitous Computing. 2003, 132-139
• BORCEA, C. Spatial programming using smart messages : Design and implementation. ICDCS '04 : Proceedings of the 24th International Conference on Distributed Computing Systems (ICDCS'04). 2004, 690-699
• GANESAN, D. Dimensions : why do we need a new data handling architecture for sensor networks?. SIGCOMM Comput. Commun. Rev. 2003, 33, 1, 143-148
• GREENSTEIN, B. Difs : A distributed index for features in sensor networks. Elsevier Journal of Ad Hoc Networks. 2003, 163-173

タイトルに関連する用語 (5件)： センサネットワーク ,  ルール ,  記述 ,  手法 ,  提案