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J-GLOBAL ID：200902281455376093   整理番号：08A0504000

三次元地中レーダによる河川堤防周辺の地下水探査-埼玉県荒川における適用例-

著者 (4件)： 横田俊之 (産業技術総合研) ,  稲崎富士 (土木研) ,  品川俊介 (土木研) ,  上田匠 (産業技術総合研)
資料名： 物理探査学会学術講演会講演論文集  (Proceedings of the SEGJ Conference)
巻： 118th  ページ： 271-274  発行年： 2008年05月 
JST資料番号： L2581A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 河川堤防周囲の地下水分布を高速に探査し,堤防周辺の水理構造を理解するため,埼玉県の荒川堤防において,三次元GPR探査を行なった。データ取得に要した時間は約3時間と実用的なものである。可探深度は3m以上であり,この領域では地下水位(約1.5m)までの深度範囲をカバーすることが可能であった。データ処理に当たっては,三次元キルヒホッフ型マイグレーションを実施することにより,地下の三次元性を考慮し,その結果地下水面や地層の分布を高精度にイメージングすることが可能になった。

シソーラス用語： 河川 ,  関東地方 ,  堤防 ,  *地中レーダ ,  データ処理 ,  荒川
準シソーラス用語： キルヒホッフ型マイグレーション ,  河川堤防周辺 ,  埼玉県荒川 ,  *三次元地中レーダ ,  *地下水探査

分類 (1件)： 電気探査・検層  (DE10040M)

引用文献 (7件)：

• 林宏一. 河川堤防への統合物理探査手法の適用性検討 (その5)-開削面におけるS波速度測定による表面波探査結果の検証-. 物理探査学会第117回学術講演会論文集, 2007. 2007, 111-114
• 稲崎富士. 統合物理探査による河川堤防の内部構造評価. 物理探査学会第114回学術講演会論文集, 2006. 2006, 234-237
• 稲崎富士. 河川堤防調査へのランドストリーマー探査の利用. 物理探査学会第115回学術講演会論文集, 2006. 2006, 265-268
• 稲崎富士. 河川堤防への統合物理探査手法の適用性検討 (その2)-千曲川堤防における統合物理探査-. 物理探査学会第116回学術講演会論文集, 2007. 2007, 112-115
• 高橋亨. 河川堤防の内部構造調査と探査機器の開発研究 (その1)-研究の全体計画と平成18年度研究成果の概要-. 物理探査学会第117回学術講演会論文集, 2007. 2007, 119-122

タイトルに関連する用語 (6件)： 地中レーダ ,  河川堤防 ,  周辺 ,  地下水探査 ,  埼玉 ,  荒川