文献

J-GLOBAL ID：200902299209207947   整理番号：09A0245073

大規模地下街における避難行動特性に関する実験研究-実験概要と避難経路・避難出口の選択性-

ON-SITE EXPERIMENT ON THE GROUP EVACUATION BEHAVIOR IN LARGE-SCALE UNDERGROUND SHOPPING MALL-Preference of pathway in passage crossing and cognition of exits-

著者 (6件)： 森山修治 (早稲田大 大学院理工学研究科) ,  長谷見雄二 (早稲田大 理工学術院) ,  小川純子 (早稲田大 大学院) ,  佐野友紀 (早稲田大 人間科学学術院) ,  神忠久 (早稲田大 理工研) ,  蛇石貴宏 (早稲田大 大学院創造理工学研究科)
資料名： 日本建築学会環境系論文集  (Journal of Environmental Engineering (Transactions of AIJ))
号： 637  ページ： 233-240  発行年： 2009年03月30日 
JST資料番号： L4761A  ISSN： 1348-0685  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 東京都の実在地下街を利用し,避難実験を行って出口,明るさなどの要因による行動特性を検討した。誘導灯を理解せず,避難出口を見過ごす者がいた。十字路ではともかく曲がる者が多い。目標避難物があれば,その方向に直進する。出口が少ないと,避難時間が大きく増加した。被験者は公募した学生80名であるが,12名は疑似高齢者として拘束具を着けた。避難者は最短の出口に同じ速度で向かう訳ではなく,高齢者だけが遅くなることもなかった。

シソーラス用語： 東京都 ,  *地下街 ,  *避難 ,  行動科学 ,  *現場試験 ,  出入口 ,  停電 ,  *表示灯 ,  交通弱者 ,  経路選定 ,  走行速度 ,  走行時間 ,  照度分布 ,  交差点 ,  通信操作
準シソーラス用語： *誘導灯

分類 (1件)： 火災  (RA02020B)

引用文献 (15件)：

• 長谷見雄二. 都心再開発と地下空間の防災的課題. 学術の動向. 2005, 58-62
• 辻正矩. 避難シミュレーションによる地下街の安全性の検討. 日本建築学会大会学術講演梗概集 (北海道), 1986. 9. 1986, 731-734
• 麻生稔彦. 避難者間の情報伝達を考慮した地下街の避難シミュレーション. 地下空間シンポジウム論文・報告集. 2005, 10, 1-10
• 松田泰治. 地下街における避難開始時間のばらつき及び避難誘導者の影響を考慮した避難行動シミュレーションの高度化. 地下空間シンポジウム論文・報告集. 2005, 10, 11-20
• 大西一嘉. 地下街における避難経路選択構造に関する研究. 日本建築学会大会学術講演梗概集 (中国), 1990. 9. 1990, 211-214

タイトルに関連する用語 (10件)： 大規模 ,  地下街 ,  避難 ,  行動特性 ,  実験 ,  研究 ,  概要 ,  避難経路 ,  出口 ,  選択性