抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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我々は非縮退縺れ光源を用いてtime-bin縺れと偏光縺れのハイブリッド縺れ状態の生成に成功し,明瞭度88%超を得,クライテリアである71%を超えることが出来た。この結果よりBBM92プロトコルへの適用が可能であることを示唆するものである。偏光縺れの受信光学系はPBSと半波長板のみで形成が可能であり,軽量化が容易で将来の移動体への搭載も可能であると考える。このハイブリッド縺れ状態はファイバとフリースペースでの縺れQKDを柔軟に構築することを可能にし,将来の量子通信ネットワークの重要な技術となりえると考える。本研究の一部はNICT委託研究「量子暗号の実用化のための研究開発」の成果である。(著者抄録)