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J-GLOBAL ID：201002211253112186   整理番号：10A0471369

自律移動するロボットの人間に対して邪魔さ感を与えない距離

COMFORTABLE DISTANCE BETWEEN THE MAN AND THE AUTONOMY ROBOT

著者 (6件)： 林田和人 (早稲田大 理工学院) ,  遠田敦 (東京理大 理工) ,  吉岡陽介 (千葉大 大学院工学研究科) ,  高橋正樹 (文化女大 造形) ,  佐野友紀 (早稲田大 人間科学学術院) ,  渡辺秀俊 (文化女大 造形)
資料名： 日本建築学会計画系論文集  (Journal of Architecture and Planning (Transactions of AIJ))
号： 651  ページ： 1133-1139  発行年： 2010年05月30日 
JST資料番号： Y0894A  ISSN： 1340-4210  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 自律移動するロボットが住宅などの室空間において人間と共存するために,ロボットが人間に対してどのような位置関係を保てば良いかを明らかにし,以下の知見を得た。1)ロボットが身体から離れるに従い邪魔さ感は低下するが,前方方向の低下率は低い。2)男性よりも女性の方が,身体から離れた地点においても邪魔さ感を高く感じている。3)壁から遠い方が,ロボットに対する邪魔さ感を高く感じる。4)ロボットが人間に近くを通過する場合,身体に対して左側を通過する方が邪魔さ感は低い。

シソーラス用語： *ロボット ,  人間 ,  距離 ,  心理効果 ,  *自律ロボット ,  *自律移動ロボット
準シソーラス用語： うるささ【心情】 ,  *邪魔さ感

分類 (2件)： 建築設計,建築家,建築史  (RB04000W) ,  ロボット工学一般  (IC04011S)

引用文献 (20件)：

• 1) 橋本都子,西出和彦,高橋公子,高橋鷹志:実験による対人距離からみた心理的領域の平面方向の拡がりに関する考察,日本建築学会計画系論文集,NO.485,pp.135-142,1996.7
• 2) 橋本都子,西出和彦,高橋鷹志:指示代名詞の使い分けによる3次元空間の領域分節,日本建築学会計画系論文集,NO.552,pp.155-159,2002.2
• 3) 松本輝紀,大井尚行:対人場面における他者の届く距離の予測に関する考察 限定空間における他者の知覚に関する基礎的研究,日本建築学会計画系論文集,NO.559,pp.79-85,2002.9
• 4) 大野隆造,松田好晴:公共空間における他者の占有領域の知覚に関する研究,日本建築学会計画系論文集,NO.519,pp.93-99,1999.5
• 5) 森村祐子,遠田敦,渡辺仁史:生活空間における人間とロボットの対話距離に関する研究,日本建築学会大会学術講演梗概集E-1,pp.853-854,2007

タイトルに関連する用語 (3件)： 自律 ,  ロボット ,  人間