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J-GLOBAL ID：201002218721304882   整理番号：10A1538944

石油系炭化水素を対象とした発光バクテリアを用いた簡易土壌汚染評価手法の開発-抽出溶媒の選定および石油系炭化水素の毒性評価-

Development of Simplified Soil Pollution Evaluation Method using Luminous Bacteria for Petroleum Hydrocarbons-Selection of Extraction Solvent and Toxicity Evaluation of Petroleum Hydrocarbons-

著者 (4件)： 杉田創 (産業技術総合研 地圏資源環境研究部門) ,  駒井武 (産業技術総合研 地圏資源環境研究部門) ,  西脇淳子 (明治大 研究・知財戦略機構) ,  川辺能成 (産業技術総合研 地圏資源環境研究部門)
資料名： Journal of MMIJ  (Journal of MMIJ)
巻： 126  号： 12  ページ： 684-690  発行年： 2010年11月25日 
JST資料番号： F0463A  ISSN： 1881-6118  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 石油系炭化水素を対象とした土壌汚染評価手法において,生態への影響を調べるためのバイオアッセイ法のひとつである発光バクテリアを用いた方法の適用条件を検討した。メタノール,エタノール,n-プロパノールの中で,発光バクテリアへの影響が最も小さいことから本研究のバイオアッセイに最適な抽出溶媒としてメタノールを選出した。100vol%の各物質が発光バクテリアに及ぼす毒性の強さは,二硫化炭素>トルエン>ガソリン>ベンゼン>メタノール>灯油>軽油であった。メタノールを溶媒として用いることにより,単独ではメタノールよりも毒性が弱かった灯油,軽油,n-ヘキサンについても発光バクテリアによって毒性を検出することが可能となった。

シソーラス用語： *土壌汚染 ,  *バイオアッセイ ,  二硫化炭素 ,  ガソリン ,  灯油 ,  軽油 ,  脂肪族アルコール ,  アルカン ,  アルキルベンゼン ,  芳香族炭化水素 ,  生態毒性 ,  *石油系炭化水素 ,  評価方法
準シソーラス用語： バクテリア ,  *石油系炭化水素類 ,  抽出溶媒 ,  評価手法

分類 (2件)： 土壌汚染  (FB04100T) ,  その他の汚染原因物質  (SB05040W)

物質索引 (6件)： n-プロパノール ,  n-ヘキサン ,  エタノール ,  トルエン ,  メタノール ,  ベンゼン

引用文献 (25件)：

• 1) Ministry of the Environment, Government of Japan, Abura-Osen-Taisaku-Guideline, (2006) .
• 2) Geo-environment Protection Center, Heisei-20-Nenndo-Dojyo-Osenn-niyoru-Seitaikei·Seikatsu-Kankyo-eno-Eikyou-oyobi-Abura-Osenn-niyoru-Dojyo-Osenntou-Chyousa-Gyoumu-Houkokusyo, (2009) .
• 3) Report of Special Research from the National Institute Environmental Studies, Japan, (1995) , SR-19-'95.
• 4) Report of Special Research from the National Institute Environmental Studies, Japan, (1999) , SR-29-'99.
• 5) K. Ichikawa, Y. Chung and H. Utsumi: Journal of Japan Society on Water Environment, 20 (1997) , 701-704.

タイトルに関連する用語 (9件)： 石油系炭化水素 ,  バクテリア ,  簡易 ,  土壌汚染 ,  評価手法 ,  開発 ,  抽出溶媒 ,  選定 ,  毒性評価