文献
J-GLOBAL ID:201002226128002953   整理番号:10A0191829

減数分裂から減数分裂後事象へ: 減数分裂特異的レコンビナーゼDmc1の分子的役割の発見

From meiosis to postmeiotic events: Uncovering the molecular roles of the meiosis-specific recombinase Dmc1
著者 (2件):
資料名:
巻: 277  号:ページ: 590-598  発行年: 2010年02月 
JST資料番号: B0206B  ISSN: 1742-464X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
大部分の真核生物はDmc1とRad51という2つのレコンビナーゼを有する。Rad51は有糸分裂および減数分裂細胞での相同組換えに必要であるが,Dmc1は減数分裂組換えに特異的に作用する。近年の構造・生化学・遺伝学的知見から,Dmc1媒介性相同組換え制御の分子機序を示し,種々の組換え制御因子によるその調節を報告する。DNAと複合体を形成したDmc1とRad51の結晶構造は異なっており,Dmc1は積重なったリング構造を,Rad51は螺旋状フィラメント構造を形成した。しかしながら,Dmc1とRad51の減数分裂機能における差異は,レコンビナーゼとしての本質的相違ではなくこれら酵素に作用する個別の制御因子セットに大きく依存することを示唆した。この結論は,Dmc1とRad51により促進されるin vitroでのDNA鎖交換反応が非常に類似していることからも支持された。減数分裂組換えにおけるDmc1の固有の役割をさらに明らかにするために,これらの制御因子がDmc1活性にどのように影響を与えるかを詳細に検討する必要がある。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞分裂・増殖  ,  分子遺伝学一般 

前のページに戻る