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J-GLOBAL ID：201002268939267056   整理番号：10A0670886

ストリーム処理エンジンにおける集約演算の実時間処理に関する一考察

A Consideration with Real Time Processing of Aggregate Operations on Stream Processing Engines

著者 (3件)： 川島英之 (筑波大 大学院システム情報工学研究科) ,  川島英之 (筑波大 計算科学研究セ) ,  猿渡俊介 (東大 先端科学技術研究セ)
資料名： 情報処理学会研究報告(CD-ROM)
巻： 2010  号： 1  ページ： ROMBUNNO.UBI-26,5  発行年： 2010年06月15日 
JST資料番号： Z0031C  ISSN： 2186-2583  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： スマートグリッドに代表される実世界状況監視技術においては,過去x分間の電力平均値をy分周期で収集できるような技術が求められる。そのような技術の一つに問合せ処理の実時間性を考慮したストリーム処理エンジン(RT-SPE)がある。RT-SPEの代表的な研究には,Virginia大学のStankovic教授らにより開発されたRTSTREAMがある。RTSTREAMは,EDF問合せスケジューリングとアドミッション制御により,RT-SPEにおける実時間性を実現している。RTSTREAMを詳細に観察すると,それが問合せを処理の最小単位とみなしており,問合せを構成する演算子の処理について言及をしていない点が認識される。そこで本研究は集約演算に着目し,その演算子自体を効率化することで,RTSTREAMの性能を改善することを試みる。提案は,集約演算処理を効率化するために,処理を子演算子に受け渡すことである。提案により,時間計算量をO(n)からO(1)に削減する。さらに,空間計算量をO(mn)からO(m)に削減する。提案手法が効率的であることはシミュレーションによっても示される。(著者抄録)

シソーラス用語： *ストリーミング ,  *専用プロセッサ ,  スケジューリング ,  流量制御 ,  *実時間処理 ,  質問処理 ,  質問 ,  演算子 ,  改良 ,  計算量 ,  アルゴリズム ,  記憶容量 ,  計算機シミュレーション ,  計算機利用 ,  利用
準シソーラス用語： *ストリーム処理エンジン ,  性能向上 ,  問合せ

分類 (2件)： その他の情報処理  (JE15050M) ,  専用演算制御装置  (JC04030Y)

タイトルに関連する用語 (3件)： ストリーム処理 ,  集約 ,  実時間処理