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J-GLOBAL ID：201102207258815312   整理番号：11A1955210

シクロオレフィンポリマー上への電析-脱合金法によるPtCu触媒の形成

Formation of PtCu Catalyst by Electrodeposition and Dealloying Method onto Cycloolefin Polymer

著者 (7件)： 三須義竜 (早稲田大 大学院先進理工学研究科) ,  西世古弘 (早稲田大 大学院先進理工学研究科) ,  横島時彦 (早稲田大 理工学術院) ,  門間聰之 (早稲田大 大学院先進理工学研究科) ,  門間聰之 (早稲田大 理工学術院) ,  逢坂哲彌 (早稲田大 大学院先進理工学研究科) ,  逢坂哲彌 (早稲田大 理工学術院)
資料名： 表面技術  (Journal of the Surface Finishing Society of Japan)
巻： 62  号： 12  ページ： 720-722  発行年： 2011年12月01日 
JST資料番号： G0441B  ISSN： 0915-1869  CODEN： HYGIEX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： オンチップ燃料電池の構築を目指してシクロオレフィンポリマー(COP)上のチャネルへのPtCu触媒形成を試みた。このCOPへのPtCu触媒を高い密着強さで形成するためには,COPに対する表面処理が重要な過程となる。本研究においては,COPをテトラヒドロフラン(THF)を用いた粗面化を実施した後Auを真空蒸着しAu-COP基板を作製した。この基板に対して電析-脱合金手法を用いた多孔質PtCu触媒を形成した。SEMおよびAFMによる形態観察,および触媒の電気化学的評価をサイクリックボルタンメトリーを用いて実施した。この結果,THF処理したCOPの採用により,後工程でのPtCu触媒形成に耐える基板を調製できたことを示した。

シソーラス用語： *ポリアルケナマ ,  *表面改質 ,  *接着強さ ,  金 ,  蒸着 ,  白金合金 ,  銅含有合金 ,  触媒 ,  *金属薄膜 ,  環状エーテル
準シソーラス用語： *ポリシクロオレフィン

分類 (1件)： 表面処理  (YH04112X)

物質索引 (1件)： テトラヒドロフラン

引用文献 (9件)：

• 1) H. Becker, C. Gartner ; Electrophoresis, 21, 12 (2000).
• 2) S. J. Hwang, M. C. Tseng, J. R. Shu, H. H. Yu ; Surf. Coat. Technol., 202, 3669 (2008).
• 3) C. K. Fredrickson, Z. Xia, C. Das, R. Ferguson, F. T. Tavares, Z. H. Fan ; J. Microelectromech. Syst., 15, 1060 (2006).
• 4) S. Tominaka, S. Ohta, H. Obata, T. Momma, T. Osaka ; J. Am. Chem. Soc., 130, 10456 (2008).
• 5) S. Tominaka, H. Nishizeko, J. Mizuno, T. Osaka ; Energy Environ. Sci., 2, 1074 (2009).

タイトルに関連する用語 (3件)： シクロオレフィンポリマー ,  電析 ,  脱合金法