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J-GLOBAL ID:201102237074357083   整理番号:11A0162785

初期火災時の煙の視覚的影響による異変感知に関する研究

RESEARCH ON ACCIDENT PERCEPTION BY VISUAL INFLUENCE OF SMOKE AT AN INITIAL FIRE
著者 (5件):
資料名:
号: 659  ページ: 1-7  発行年: 2011年01月30日 
JST資料番号: L4761A  ISSN: 1348-0685  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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関連する既往の研究結果を踏まえて,本研究では初期火災時の煙の視覚的影響に着目して煙の発生場所に対する体の向き,パーテイションの高さ,煙発生時に視線を合わせる目標対象物との距離などを変化させ,各々の条件で異変感知に至る時の被験者の視野の状況,周囲の状態を定量的に把握することを目的とした。はじめに,予備実験によりスモークジェネレーターから発生する煙を煙突状の箱から実際の火災に近い状態で実験室内に伝播させ,煙の性状確認,視線による煙層の減光係数の確認などを行なった。次に,異変感知に関する実験を行い,1)煙の発生源に対する体の向き,2)注視点距離,3)パーテイション高さなどを検討し,それらの結果より,5)異変感知時の煙層下端の高さ,6)異変感知時の減光係数などを考察した。これらの実験の結果として,1)では,視野の外側及び内側によって異変感知の状況が異なること,異変感知までの時間は煙の状態により異なることなど,2)では,注視点の距離を変化させても異変感知理由の割合に変化は見られなかったこと,3)では,パーテイションの高さは異変感知に至る割合に影響を及ぼすことなどの知見を得ることができた。また,異変感知時の煙層下端の高さ,減光係数などについても有効な知見を得ることができた。
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分類 (1件):
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火災 
引用文献 (11件):
  • 1) 国土交通省住宅局指導課, 国土交通省建築研究所, 日本建築主事会議, 財団法人日本建築センター: 2001年版避難安全検証法の解説及び計算例とその解説, 2001
  • 2) 日本火災学会: 火災便覧, 1997
  • 3) 日本建築学会: 建築物の火災安全設計指針, 2002
  • 4) 財団法人 東京防災指導協会: 防火安全技術講習テキスト 火災避難シミュレーションマニュアル, p.138,
  • 5) 日本火災学会避難行動専門委員会, 日本建築学会学術委員: 火災時の避難行動と避難安全性能評価-火災時に人はどうレスポンスするか火災覚知および避難開始時間の問題をめぐって-, 2000
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