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J-GLOBAL ID：201302251632559990   整理番号：13A1571811

アニメ作品におけるキーフレーム自動抽出に基づく映像要約手法の提案

Automatic Video Summarization Based-on Key-frame Detection from Animated Film

著者 (5件)： 福里司 ,  平井辰典 (早稲田大) ,  大矢隼士 ,  森島繁生 (早稲田大 理工学術院 総合研) ,  森島繁生 (JST)
資料名： 画像電子学会誌(CD-ROM)  (Journal of the IIEEJ (CD-ROM))
巻： 42  号： 4  ページ： 448-456  発行年： 2013年07月30日 
JST資料番号： S0815B  ISSN： 2186-716X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,映像要約を目的として,プレイログや画像特徴量を用いた漫画形式の映像要約手法が提案されている。しかし,従来手法の多くで,動画を適切に要約するために必要な情報量や,粒度が言及されていない。これは,取得したキーフレームを漫画として適切であるか判定するための評価尺度が存在しないからである。そこで本研究では,原作漫画からアニメ作品を制作する際,原作漫画のコマの補間が行われていることに着目し,アニメ作品に対する原作漫画との一致度合いを,映像要約の評価尺度として提案する。さらに,アニメ作品を漫画として適切に要約するためのキーフレームを,画像特徴量から判定する手法を提案する。アニメ作品をショットごとに分割し,ショット単位,フレーム単位の2つの階層においての重要度を算出することで,アニメ作品から,原作漫画のコマに相当するキーフレームの高精度な抽出を実現し,定量的な評価結果により,その有効性を示した。(著者抄録)

シソーラス用語： *アニメーション ,  *特徴抽出 ,  画像処理 ,  フレーム ,  情報整理技術 ,  画像理解 ,  クラスタ化 ,  *画像特徴抽出 ,  改変
準シソーラス用語： *アニメ ,  キーフレーム ,  映像要約 ,  ショット境界検出 ,  クラスタリング

分類 (1件)： 図形・画像処理一般  (JE04010I)

引用文献 (21件)：

• 1) 経済産業省: “技術戦略マップ2012 (コンテンツ分野) ”, http://www.meti.go.jp (2012).
• 2) K. Kurihara: “Cinema Gazer: A System for Watching Videos at Very High Speed ”, Proc. of AVI ‘12, pp.108–115 (2012).
• 3) N. Murakami, E. Ito: “ Emotional Video Ranking Based on User Comments ”, Proc. of the 13th International Conference on Information Integration and Web-based Applications and Services, pp.499–502 (2011).
• 4) 坂本竜基: “ コミックダイアリ: 漫画表現を利用した経験や興味の伝達支援”,情報処理学会論文誌,Vol.43,No,12,pp.3582–3595(2002).
• 5) S.B. Cho, K.-J. Kim, K.-S. Hwang: “Generating Cartoon-Style Summary of Daily Life with Multimedia Mobile Devices”, Proc.of the 20th International Conference on Industrial, Engineering,and Other Applications of Applied Intelligent Systems, pp.135–144 (2007).

タイトルに関連する用語 (7件)： アニメ ,  作品 ,  キーフレーム ,  自動抽出 ,  映像要約 ,  手法 ,  提案