特許
J-GLOBAL ID:201303006839125379
同時フロー数変動量推定方法及び装置
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (2件):
伊東 忠彦
, 石原 隆治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-148569
公開番号(公開出願番号):特開2013-017055
出願日: 2011年07月04日
公開日(公表日): 2013年01月24日
要約:
【課題】 ネットワーク内で測定可能な統計量を用いて、フロー状態を管理するネットワーク装置内にて必要となるフローテーブルのサイズを決定するための、同時フロー数の変動量(分散)を推定する。【解決手段】 本発明は、ネットワーク内を通過する、フローiの情報を、予め定めた測定期間Tの間収集されたN本のフロー接続時間d_i>0となるフローについて、フロー持続時間の平均をにより求め、前記記憶手段に格納されている前記フローの中から、ランダムに2つのフローiとjを選択し、Hmin=min(d_i,d_j)とする処理を、定めた回数M回実施し、m番目の試行におけるHminの値をHmin(k)とし、その平均を計算する。フロー情報からsrcIP#x毎の発生フロー数に関する統計情報を求め、単位時間当たりの到着srcIP数Aを求め上記の平均値、統計情報から同時フロー数の分散VarLを算出する。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
フローキー{srcIP,dstIP,srcPort,dstPort,Protocol}の5つ組みを同じくするパケット群をフローと定義し、フロー毎の状態を管理するネットワーク装置において必要となるフローエントリ数を見積もるための同時フロー数変動量推定方法であって、
フロー管理手段が、ネットワーク内を通過する、フローキーi={srcIP,dstIP,srcPort,dstPort,Protocol},フローiの開始時刻Tfirst_iと終了時刻Tlast_i、及び、それらから計算されるフロー持続時間d_i=Tlast_i-Tfirst_iを含むフローiの情報を、予め定めた測定期間Tの間、N本収集し、記憶手段に格納するフロー収集ステップと、
フロー統計情報収集手段が、前記フロー収集ステップで収集されたN本のd_i>0となるフローについて、フロー持続時間の平均をavg_d=Σd_i/Nにより求め、前記記憶手段に格納されている前記フローの中から、ランダムに2つのフローiとjを選択し、Hmin=min(d_i,d_j)とする処理を、これを予め定めた回数M回実施し、m番目の試行におけるHminの値をHmin(k)とし、その平均を、
avg_Hmin=ΣHmin(m)/M
により計算する平均算出ステップと、
前記フロー統計情報収集手段が、前記記憶手段に格納されている前記フロー情報を用いて、srcIP#x毎の発生フロー数に関する統計情報を求め、単位時間当たりの到着srcIP数Aを、A=N/T/Eにより求める統計情報算出ステップと、
同時フロー数分散推定手段が、
同時フロー数の分散VarLを、
VarL=A×(V+E2-E)×avg_Hmin+A×E×avg_d
により、算出する同時フロー数分散推定ステップと、
を行い、
前記統計情報算出ステップにおいて、
前記測定期間Tを、該Tより小さい測定周期τで分割し(区間がT/τ=L個生成される)、k番目の測定区間における、srcIP#xからの発生フロー数をF(x,k)とし、該発生フロー数F(x,k)を用いて、あるsrcIPから生成されるフロー数の平均Eと分散Vを計算する
ことを特徴とする同時フロー数変動量推定方法。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (10件):
5K030GA14
, 5K030HA08
, 5K030HC01
, 5K030HD03
, 5K030JA10
, 5K030MA07
, 5K030MA14
, 5K030MB09
, 5K030MC07
, 5K030MD08
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